2011年4月10日日曜日

牛丼戦争は終わらない

 Business Media 誠でも金森努さんや郷好文さんが語っている牛丼低価格キャンペーン戦争。キン肉マンの作者まで吉野家との確執を暴露して乱入するなど、なかなかカオスな状況が繰り広げられた。

 吉野家(4月7日?13日)、すき家(4月9日?21日)、松屋(4月12日?23日)と各チェーンのキャンペーンも終盤に入り、ようやく牛丼の世界も落ち着いてくるかと思いきや、吉野家秋葉原店でちょっと気になるポスター(下写真)を発見した。

 最初に終わっていたはずの吉野家の牛丼並盛り110円引きキャンペーンだが、4月20日から27日まで再度行われているのだ。ただ今回は前回と違い、秋葉原店などの店舗限定。吉野家ホールディングス広報部に聞いてみると、全国1179店舗(2010年3月時点)のうち、75店舗で行っているという。当初はWebサイトでもこの再値下げキャンペーンのリリースを出していたが、全店舗の6.4%でしか行わないローカルな試みであるため、現在では削除してこっそりやっているとのこと。仁義なき牛丼戦争はまだ終わっていないようだ。

●吉野家VS.すき家

 店舗数ではすき家の後塵を拝している吉野家。ただ、歴史的に「牛丼の本家といえば吉野家」と筆者は思っていて、少なからずの人はそう感じているだろうと思っていたのだが、牛丼について調べていて驚いた。

 筆者のPCでGoogleで「牛丼」と検索しようとすると、Google サジェストでの絞り込み検索ワード候補として「すき家」が「吉野家」より上に来るのだ。ただ、「牛丼」での検索結果ではまだ吉野家公式Webサイトが検索順位1位、すき家公式Webサイトが検索順位が2位と吉野家優位であるようだが、吉野家からすき家へと牛丼チェーンの主役が変わりつつあると思った一瞬であった。【堀内彰宏】

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引用元:Perfect World rmt

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